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2024/05/14 (Tue)
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2009/03/14 (Sat)
待ちに待った春コミですねーひゃっほー!
どんな風に漫画が印刷されたのは不安です(笑・始めての直接搬入)。線が細すぎて印刷出ないから濃くしたいんですけどそうするとトーンが潰れますが良いですかと確認のお電話貰ったので……不安なんですよね。
そうそう、そう言えば昨日友人からメールが来て、どうも専門学校時代の友人共が私入れて3人、お手伝いの子入れて合計4人復活でスペース取ってるらしくて笑えました。わぉ、プチ召集じゃねーか!!(うきうき
今から彼女達に会うのが待ち遠しくてなりません。そして漫画を見られるのは恐くてなりません。恐れ多い……!!!


それはさて置き、絶賛オリジナル漫画のネーム(〆切週明けー!)(ヒィッ)中こたなですが、現在それから脱線していて予告していたしろいとり。の小話ペーパーを製作中ですww

……最初はね、ペーパーのつもり、だったんだ…よ?
けどどうもこれ…小冊子に…なっちゃうんじゃ、ない、か…な?泣

なので泣く泣く、無料配布断念を考えてます。50円とか…駄菓子的な値段で配布予定。高くても100円位。
ちょっと眺めのSSしろいとり。ですが、春コミに来られる方、先着十名なので(笑・捌けるといいなぁ)良ければ手に取ってくださいませね!
はじめてのちゅーねたです。お試し読みを折り畳んで載せてありますので、もし宜しかったらご覧下さい~!

では作業に戻ります!明日来られる方は寒さ対策をお忘れずに!お会い出来るのを楽しみにしていますww















* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


これは白い毛玉――今回は特別編の紙面なので仮定アスカとしてしまうとしよう――と並盛最凶の秩序、雲雀恭弥が所謂人間同士のお付き合い(の様な物)(だって片方は普段毛玉なので)をし始めて少しした頃の初々しい頃の話しである。
 
 
今日も並盛の平和を(一方的に)守った雲雀恭弥は、肩に自分のパートナーであるはずの白い毛玉を乗せて並盛の商店街を突っ切り、畏怖の目をあちらこちらから受けつつ自宅へ向かって肩で風を切りながら歩みを進めていた。しかし自宅のある高級マンションが見える頃になると、「じゃあ俺はこれで」と毛玉が飛び立とうとしたので、彼も咄嗟に上から潰して引き止めてしまった(ちょ、痛、痛いよきょーやさん!)。

実はこれ、初めてでは無い。

――彼氏である筈の恭弥の掌と肩によってプレスされているこの鳥、何故か彼氏の部屋に上がる事は一切ないのだ。一応肩書きに”鳥の彼氏”がくっ付いた恭弥としては、勿論面白くない事である。

鳥内で規律された”鳥の鳥による鳥の為の鳥の厳しい戒律”を知らない恭弥はこの日、”鳥の鳥による鳥の為の鳥の厳しい戒律・第12条『主に接触する際過度の接触をした者は仲間の粛清を喰らうべし』”を破ればどんな目に合うのかと戦々恐々としつつ、しかし一応かかか彼氏からのお誘いだと言う事でこそこそとデート(と言う名のただの見回り)を共にしてくれた健気な掌の下の彼の鳥に対し――ふん、と鼻で息をもらした。

勝った(え、ちょ、何の勝負?!ちょお待って、待ってきょーやさぁああん!)。
不敵に笑う彼は今日こそ鳥を逃がすつもりは無かった。
しかし恭弥の事を無慈悲と言う無かれ。彼にも彼の事情があるのだ。
何故なら彼等は、付き合いだして三ヶ月。本来ならラブラブ真っ盛り、いちゃこらさっさとドピンクな生活を送っていてもしょうがないかと言うこの時期に――触る、撫でる、潰す、伸ばす、丸めて飛ばす、嘴にちゅう、以外の進展は一切まるっきり無いのである。
(それじゃあまるで、お気に入りの野鳥を手懐けているのと何ら変わり無いじゃないか)

恭弥は思う。
この鳥がただの鳥ならそれで良かった。けれどもどこをどう間違ったのか恭弥自身理解出来なかったが曲がりなりとも恋情を抱く鳥で、またこの鳥自体もただの鳥ではなく人化が出来て自分で考えて喋って動く鳥なのだ。
愛して庇護して、それは構わないけれど、だけど、だけどもうちょっと――そうダイレクトに言ってしまえばぶっちゃけて進展なんてものがあっても良いのではないだろうか?

(まぁ、あまり期待してはいなけれど)(だってこの子だものね……)
そんなワケで物凄く前書きが長引いてしまったが、その日、白い毛玉は初めて彼氏の家の敷居を(押し潰されながら強硬に)跨ぐ事になったのである。
 
 
 
しろいとり と はじめてのちゅう

続きは紙面にて発行します。
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